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イーサリアム2.0のステーキング報酬計算機がリリース

イーサリアムの大型アップデート版である「イーサリアム2.0」が実行された後のステーキング報酬を計算するツール「eth 2 calculator」が公開された。
この計算ツールはConsenSys Codefiによって公開されたイーサリアム2.0のステーキングに関するスプレッドシートを基に作成しているようだ。
イーサリアムは2020年末にイーサリアム2.0へアップデートを行う予定で、ビットコインのようなPoW型のコンセンサスアルゴリズムがPoS型へ変更されることなどが盛り込まれている。
イーサリアムのフェーズ0のPoSネットワークでは、バリデーター(検証作業に参加できる機能)は最大32ETHまでステークすることが可能だという。
公開されたステーキングの計算ツールは、イーサリアムの数量を入力するだけで10年後までのステーキング報酬の推移が確認できる。
また、日本円を含む7つの法廷通貨で評価額の表示が可能で、バリデーターの稼働率など、詳細な設定もできる。
実際に最大数となる32ETHで計算したところ(2020年4月27日時点)、年利は約14%で、10年後には約279%のROI(投資利益率)に達するという結果になった。
具体的なイーサリアム2.0への移行日は未定だが、イーサリアムの開発者であるJustin Drake氏は「2020年のローンチに95%の自信がある」と語っている。
なお、イーサリアムのバリデーターになればステーキング報酬が得られるが、その間ETHはロックアップされ引き出すことができないため注意が必要だ。