デジタル人民元、マックやスタバでテスト運用開始か

中国河北省・雄安新区の管理委員会改革発展局は22日、デジタル人民元の実証実験に関する会議を開催した。
中国現地メディア「chainnews」が23日、政府文書を引用して伝えた。
報道によると、中国の政府機関、4大国有銀行に加え、「マクドナルド」や「スターバックス」、「サブウェイ」など19の店舗がデジタル人民元のテスト対象店舗として会議に招待されたという。
同会議では、現時点でテストの開始時期や期間は未定としている。
昨年末あたりから、デジタル人民元の進捗状況が国内外の複数のメディアで続々と報じられている。
先週には中国の中央銀行である中国人民銀行が、国内4都市（深セン、蘇州、北京郊外の雄安新区、成都）でデジタル人民元の試験を進めていることがわかった
また、今週には中国人民銀行の「デジタル通貨開発研究所」が海外有力メディア・ロイターに対し、「2022年に北京で開催される冬季五輪の会場で試験的に導入したい」と述べている。