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WordPressで暗号資産取引が可能に

アメリカに拠点を置くブロックチェーンスタートアップ「ドレーパー・ゴレン・ホルム社(Draper Goren Holm)」は、WordPress用に「分散型暗号資産取引所(DEX)」を構築するプラグイン「Cryptocurrency Exchange(暗号資産取引所)」を公開した。
22日、ドレーパー・ゴレン・ホルム社が公式ホームページで発表した。
ドレーパー・ゴレン・ホルム社は、米国の著名投資家でビットコイン強気派のティム・ドレイパー氏らが設立。
同氏はプラグインについて「エンジニアだけでなく、誰もが即座にウェブサイトに暗号資産の取引機能を追加したり、独自ブランドの暗号資産取引所を作成したりできるようになる」と説明した。
またドレーパー・ゴレン・ホルム社によると、プラグインはブロガー、コンテンツクリエーター、起業家など、すべてのウェブサイト・ユーザーが利用できるという。
ドレーパーゴレン・ホルム社の創業パートナーであり、プラグインの作者であるアロン・ゴーレン氏は「圧倒的な人気を持つWordPressを選んだ」と説明した。
また同氏によると「インターネット・サイトの35%はWordPressで構築されており、ウェブサイトを構築するための最も簡単でカスタマイズ可能なソリューションであることは間違いない」と抱負を述べた。
今回、ドレーパー・ゴレン・ホルム社が作成したプラグインは独自の取引プラットフォームではない。
ドレーパー・ゴレン・ホルム社が出資したスタートアップ暗号資産分散型取引所「トートル(Totle)」のAPIを使用し、プラグインは分散型取引プラットフォームに注文を転送する形になるという。
現状、デジタル資産を保有するための機能は持たないが、Brave、Coinbase Walletといった既存のウォレットと互換性を持っているという。
ただ、日本で暗号資産サービスを提供するためには「暗号資産交換業」の登録が必要となるため、日本向けのサイトなどでは規制の対象となる可能性もある。