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デジタル人民元、北京五輪で試験導入へ

中国の中央銀行である中国人民銀行は、国内4都市でデジタル人民元の試験を進めていることを明らかにした。
19日、中国の国営放送・CCTVがデジタル人民元開発担当者の話として報じた。
試験を行っている都市は「深セン」「蘇州」「北京郊外の雄安新区」「成都」だという。
中国人民銀行によると、デジタル人民元について「まだ研究段階で、試験都市以外の人民元の発行、流通、金融市場への影響はない」としている。
21日には、中国人民銀行のデジタル通貨開発研究所がロイターにも、上記4都市の内部でデジタル人民元の試験を行っていることを明かし「2022年に北京で開催される冬季五輪の会場でも試験的に導入したい」と述べた。
現在、デジタル人民元の開発段階や進捗状況が複数のメディアで続々と報じられている。
また先日報じた通り、中国の蘇州市で5月にも公務員が受け取る手当の50%(交通費手当)がデジタル人民元で支給されることが決まるなど、着々と発行の準備が進められている模様だ。