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ビットコインSV、半減期完了

暗号資産ビットコインSV(BSV)は、本日10日午前10時ごろ(日本時間)、実行ブロック「630,000」に到達し半減期を迎えた。
これを受け、BSVのブロック報酬は12.5BSVから6.25BSVに半減された。
ビットコインSVはビットコインキャッシュ(BCH)から2018年11月にハードフォークして誕生した暗号資産だ。
元々、BCHはビットコイン(BTC)からハードフォークして生まれた通貨なので、BSV、BCHの両通貨はBTCをベースとしている。
またBSV、BCHはBTCをベースとするため、多くの暗号資産同様、半減期も存在する。
BSVやBCHは、ハードフォーク後もBTCの流れを汲むので、半減期もほぼ同時期に行われる。
半減期とはマイニングの報酬として市場へ新規に供給される量が半減するタイミングを示す。
マイニングを行うとマイニング報酬がもらえるが、長期間、報酬を払い続けると暗号資産が無制限に発行され続け価値が下がってしまう。
それを避けるために、一定期間が経過した後にマイニングの報酬が半分にされると決まっている。
ビットコインの半減期サイクルは、取引によって生成されるブロックの個数で決まる。
このブロックは約10分に1個生成され、これが21万個になると半減期を迎える。
210万分は約4年なので4年に1回、半減期を迎えることになる。
BTCが前回、半減期を迎えたのが2016年の7月なので、今回のBSVの半減期は、その約4年後の本日になった形だ。
BSVの半減期に先立ち、BCHは今月8日に半減期を迎えた。
ビットコインの半減期も5月12日頃を予定している。
BSVは半減期を迎えるにあたって、過去1週間で約25%の価格上昇を見せた。
今後も暗号資産価格が乱高下する可能性があり、BSVの価格の推移が注目される。