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アート流通を支える、ICタグ付きブロックチェーン証明書発行サービス開始

アートの流通・評価ブロックチェーンインフラ「Startrail」を構築するスタートバーン株式会社は、Startrailのブロックチェーン証明書とICタグをセットで提供するサービス、「Startburn Cert.」のベータ版を開始した。
25日、プレスリリースで発表した。
Startburn Cert.は、Startrail上で構築されたブロックチェーン証明書と、その情報に紐付いたICタグを発行・管理が可能なサービスだ。
これにより、実物のアート作品とブロックチェーン上の情報の紐付けが容易になるとスタートバーンは説明している。
同サービスを用いることで、アート所有者はスマートフォンなどを利用して証明書を閲覧でき、アート作品の流通関係者はウェブインターフェースを通じて証明書の発行や移転が行える。
ICタグは、作品の形状や素材に適合するようシールとカードタイプの2種類が用意されており、それぞれ税別3000円と3500円で販売される。
Startbahn Cert.の初期導入として、まずは3000枚を事業提携先の東方文化支援団体に有償で提供する他、複数の団体にも導入を予定している。
同団体はStartbahn Cert.を必要とするアーティストに対し、選考の上、無償で提供するとのこと。
スタートバーンは、今後もStartbahn Cert.の改良や拡張を進めていくとしており、QRコードによる展示会での情報提供サービスや、中長距離で読み取れるUHFチップの追加埋め込みによる倉庫管理との連動などを検討しているという。