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ブロックチェーンコンテンツ協会、ゲームなどで規制を求める

健全なブロックチェーンコンテンツ業界の発展を目的として「株式会社gumi」を中心に、「博報堂」など計10社で結成された「ブロックチェーンコンテンツ協会」は24日、事業者が守るべきガイドラインを公表した。
ブロックチェーンコンテンツ協会は先月、ゲーム、SNS等のブロックチェーン上のコンテンツに係わる企業によって設立された。
ブロックチェーン市場への新規参入を考えるスタートアップ企業向けに、ブロックチェーンを活用したオンラインゲーム上のアイテム売買のルールなどを明確にし、業界の活力向上を図る。
今年8月に一般社団法人化した後、年内に自主規制法人化を目指しているとしている。
本日発表されたガイドラインでは、ブロックチェーンゲームなどにおける賭博罪への抵触の懸念を挙げ、ガチャやNFT(ノンファンジブル・トークン:デジタル資産)などを提供する場合、これらが賭博に該当しないよう禁止事項を示し、十分な注意が必要だと指摘した。
今回発表されたガイドラインは、コンテンツを作成する協会加盟企業が守るべき最低限の内容について具体的に定めたものである。
ガイドラインは第1版(β版)となっており、業界の変化に対応するために今後もアップデートしていくという。
ブロックチェーンコンテンツ協会代表の國光宏尚氏は、「ユーザが安心してブロックチェーンコンテンツを利用できる環境整備を性急に構築するために、先ずは広く意見を募集するベースが必要であるため、先ずはコンテンツ提供業者同士議論し、第一(β)版の発表を行うことになりました。
ブロックチェーンコンテンツ業界の健全な発展のために力を尽くしてまいりますので、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。」と、広くガイドラインについて意見を求めている。