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バイナンス、インドのスタートアップ向けに50億円規模のファンド設立

暗号資産取引所バイナンスは17日、同社のブログで、昨年11月に買収したインドの暗号資産取引所・WazirXと共同でブロックチェーンスタートアップを支援する5000万ドル(約50億円)規模のファンド、「Blockchain for India」を設立したことを発表した。
50億円の資金源にはBNB、BUSD、WRXが充てられ、投資先には法定通貨から暗号資産へのゲートウェイや取引プラットフォーム、管理ウォレットなど、関連するあらゆる項目含まれるという。
WazirXのCEOであるNischal Shetty氏は、「世界最大の技術人材が揃うインドで、技術革命に全員を巻き込むという目標に一歩前進した」と述べ、多くの創業者やチームがこのファンドに参加できるようにしたいと語った。
Blockchain for Indiaでは、10万ドル(約1000万円)から500万ドル(約5億円)の範囲で株式およびトークンに投資する予定で、ブロックチェーンのエコシステムに投資しているインドのベンチャー基金とも提携予定だ。
また、同ファンドのイニシアチブ下で選ばれたスタートアップは、バイナンスのグローバルブロックチェーンエコシステムに直接アクセスでき、知識やリソースに加え、バイナンス内のリーダーなどから直接指導を受けられるという。
今後、Blockchain for Indiaはブロックチェーンに関するインキュベーションセンターの設置指導や支援提供も合わせて行うとしている。