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韓国の法定通貨ウォンのステーブルコインが発行へ

暗号資産取引所「バイナンス」は韓国のフィンテック企業「BxB」と提携し、法定通貨「ウォン」とペッグしたステーブルコイン「BKRW」の発行を発表した。
5日、バイナンスが公式サイトで明らかにした。
BKRWはバイナンスの独自ブロックチェーン上で発行され、ウォンと1対1の比率で交換することができるという。
今後、BKRWは2020年第1四半期に、韓国内外の暗号資産取引所や分散型取引所(DEX)に上場させる予定だ。
BxBの共同創業者、Alex Friedberg氏の公式ブログによると、先月から分散型取引プラットフォームの「AirSwap」を通じてBKRWのβ版のテストがスタートしているという。
韓国では今年に入ってから暗号資産関連の法整備が進んでおり、1月には韓国の財務省に該当する「企画財政部」が所得税局に対し、暗号資産に関する課税計画の見直しを命令した。
また昨日、韓国国会が暗号資産取引所の健全化を目指し登録制にする法案を可決した。
韓国では、これまで暗号資産取引所について具体的な規制がなかったが、今後、取引所が業務にあたるには金融庁(FIU)への登録が義務付けられる。