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Zaifとフィスコが統合

本日12時、国内暗号資産取引所「Zaif Exchange(以下ZAIF)」と「フィスコ仮想通貨取引所(以下フィスコ)」がサービス統合した。
Zaifの公式HPで発表された。
今後、フィスコのユーザーは、Zaifで取引することになる。
Zaifは2018年9月14日に不正アクセスを受け、約70億円相当の暗号資産がハッキングにより流出。
金融庁は同年9月25日、Zaif運営元の「テックビューロ社(大阪市)」に業務改善命令を出していた。
Zaifは手数料の安さや取扱い銘柄の豊富さから人気だったが、巨額流出事件が影響となり、資金面、技術面の支援が必要となったことから2018年10月にフィスコへ事業譲渡されることが正式に決定された。
以降、Zaifはフィスコからの支援を受け、資本提携により、実質的にフィスコの傘下となっていた。
その後、Zaifはフィスコへの取引所事業の譲渡を行い、テックビューロ社は仮想通貨交換業の登録を廃業した。
これまでフィスコは、1つの会社が2つの取引所を所有していたが、2019年8月に効率的な運営を目指しZaifとフィスコを1つの暗号資産取引所に統合することを発表。
先月、2月12日に統合することを明らかにした。
今後、取引所の名称は「Zaif」に統一されることになる。