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コミュニティ通貨「まちのコイン」、小田原市でプレサービス開始へ

ゲームアプリ・Webサイト制作などを手掛ける株式会社カヤック(神奈川県鎌倉市)は10日、同社が開発したコミュニティ通貨サービス「まちのコイン」のプレサービスを小田原駅周辺および早川地区にて開始すると発表した。
プレスリリースによると、プレサービスは2月24日より開始。
期間は明確にはされていないが、今年夏頃までとしている。
利用方法は、コミュニティ通貨「まちのコイン」アプリをApp StoreおよびGoogle Playからダウンロードすることで可能とのこと。
これは神奈川県が掲げる「SDGsつながりポイント事業」の一環で行われるもので、今年夏に予定している正式ローンチに先駆けたものだ。
カヤックによると、この事業は神奈川県のSDGs(持続可能な開発目標)の達成を図るため、地域の社会的課題の解決に向けた活動にポイントを通じて、住民、店舗・企業の直接・間接的な参加を促し、地域活性化とSDGsの自分ごと化を図ることを目的に立ち上げたという。
また昨年11月〜12月に鎌倉市で行われた、まちのコインの実証実験結果もプレスリリースに掲載。
4週間に渡って行われた実証実験では22の店舗・団体での利用で、約800人がアプリをダウンロードし、約250万クルッポ(鎌倉市では1クルッポ=1円相当)が流通したという結果が出た。
その結果を踏まえて小田原市でプレサービスを実施し、今後、徐々にエリアを拡大させながら本導入に繋げていくとしている。