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ビットコイン懐疑派のバフェット氏、TRONのサン氏と会食

米国の著名投資家ウォーレン・バフェット氏と暗号資産TRON(トロン)の創業者ジャスティン・サン氏が先月23日にランチをしたことが明らかになった。
2月6日、ジャスティン・サン氏が自身のツイッターで公開した。
昨年6月、チャリティーオークョンに出品されたバフェット氏と昼食を一緒に出来る権利をサン氏は457万ドル(約4億9387万円)で落札していた。
当初、ランチは昨年7月に予定されていたが、サン氏が腎臓結石にかかったことで延期されていた。
サン氏によると、ランチには、ライトコインの開発者であるチャーリー・リー氏、eToroのCEOヨニ・アシア氏、Binanceの幹部ヘレン・ハイ氏、HuobiのCFOクリス・リー氏が出席したという。
ランチの席で、サン氏はバフェット氏にビットコインをプレゼントしたと明かした。
またスマホの「Galaxy Fold」、バフェット氏の誕生日である1930年8月30日に引っ掛けた193万830TRON(約500万円相当)、自身とバフェット氏が「馬年」であることから銅製の馬の置物なども贈ったとのことだ。
ランチにおける会話の内容は、暗号資産やブロックチェーンに加え、ビジネスや日常生活についてだったという。
バフェット氏はこれまで、ブロックチェーンを評価する一方で、ビットコインに対しては「殺鼠剤を二乗した殺傷力を持つ」など、何度もこき下ろして来た。
今回のランチでeToroのアシア氏は、「バフェット氏の暗号資産に対する見方は良くなったと思う。ただ、ブロックチェーンの可能性については理解しているが、ビットコインの価値については未だ懐疑的のようだ」と説明した。