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2019年の暗号資産決済、前年比600%増

現在、世界中で暗号資産決済が広がりを見せているようだ。
現地時間3日、海外メディア「コインデスク」が報じた。
2019年、暗号資産決済領域でサービスを提供するBitPayは10億ドル(約1087億円)、また、コインベース傘下のCoinbase Commerceも1億3500万ドル(約147億円)相当の暗号資産による決済を処理したことがわかった。
この数字は2018年の約6倍、600%増となる。
コインベースは来年にも新たなサービスの提供を考えており、さらにフランスでは2万5千以上の小売店で暗号資産決済が出来るようになる予定であることから、暗号資産決済のさらなる増加が見込まれる。
またビットコイン決済アプリのFold社の幹部は、2019年のホリデーショッピング中(11月末のサンクスギビングの翌日の金曜日からクリスマスにかけての年末商戦)に決済アプリで2000件以上の取引があったことを明かした。
Foldのアプリでビットコインでアマゾンやスターバックスなどで支払いが可能となったことで一気に決済が増加した模様だ。
なお、米消費者金融保護局の報告によると、2018年にクジレットカード払いされた金額は、3兆7000億ドル(約400兆円)に相当する。
今後、暗号資産決済がクレジットカードに追いつくにはまだまだ時間がかかるかもしれないが、徐々に浸透してきていることが伺える。