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ドバイ、クリプトバレーを立ち上げ

アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ規制当局DMCC(ドバイ・マルチ・コモディティ・センター)は、先週、スイスで行われた世界経済フォーラム「ダボス会議」で非課税の暗号資産エリアを作ることを明らかにした。
スイスのクリプトバレーであるツークを見本として作るという。
24日、DMCCのプレスリリースで明らかになった。
DMCCは、関連機関「CV VC(クリプト・バレー・ベンチャーキャピタル)」と、その子会社「CV LAB(クリプト・バレー・ラボ)」と戦略的パートーナーシップを提携し、ドバイの中に暗号資産・ブロックチェーン事業者の特別区、クリプトバレーを設ける。
ドバイで展開されるクリプトバレーは、暗号資産関連のブロックチェーン事業、共同作業施設、企業顧客向けのイノベーションサービスなどさまざまなサービスが提供される予定だ。
また、このクリプトバレーはドバイの「フリーゾーン」に設けられ、所得税や法人税、源泉徴収税などが免除されるという。
DMCCの会長兼最高経営責任者であるアーメドビンスラエム氏は、「主要なビジネス地区の中心にあるドバイでクリプトバレーを開設することを喜んでいます」と述べた上で「クリプトバレーの開始は、都市のダイナミックなビジネス環境を強化し、未来の経済を形作る革新者、起業家、先駆者たちなどをUAEが支援し、幅広い戦略を実行します」と語った。