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ドイツ銀行…暗号資産が決済に革命をもたらす可能性に言及

世界有数のメガバンク「ドイツ銀行」は、先週、今後の決済に関するレポートを発表した。
同銀行が発表した「決済の将来」と題する調査結果によると、暗号資産が決済に変革を起こす可能性を記述。
支払いのスタンダードに変化をもたらす潜在性があると調査結果を報告した。
もちろん、今後も現金、紙幣も経済の一部として残るが、同時にデジタル決済が猛スピードで浸透していくという。
またモバイル決済、ブロックチェーンウォレットも想像以上の速さで普及し、暗号資産の登場で支払い方法に新技術が生み出されるだろうと分析している。
そして同銀行は、ビットコインが決済の通貨として使われるにはまだ初期段階であるとし、価値の保存手段として信頼を得るには、ボラティリティを抑える必要があるとしている。
レポートでは中国にも言及しており、「中国が電子決済、暗号資産、P2Pを研究していることから、世界の経済力の中心がシフトする可能性がある」と指摘。
実際、中国は中央銀行が発行するデジタル人民元を開発中であり、「デジタル人民元が発行されれば、世界の金融市場におけるUSドルの優位性は損なわれるだろう」と述べた。