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日銀、欧中銀などとデジタル通貨共同研究

日銀は21日、将来的な中央銀行デジタル通貨(CBDC)の発行を見据え、欧州中央銀行(ECB)などと共同研究グループを設立したと発表した。
参加するのは日銀や欧中銀、カナダ銀行、イングランド銀行、スウェーデン・リクスバンク、スイス国民銀行を含む中銀6行と、国際決済銀行(BIS)。
日銀によると、このグループはCBDCの活用や経済的効果の評価、および技術についての知見を共有する目的で設立された。
今回の共同グループ設立の背景には、中国が準備を推し進める「デジタル人民元」や、Facebookが発行を目指す独自暗号資産「Libra」があるものとみられる。
昨年G7やG20は、マネーロンダリング対策(AML)などの金融リスクにおける観点から、Libraを規制する方向で足並みを揃えた。
また、デジタル人民元の発行に向けて急速的に準備を進め始めた中国に対し、各国が基軸通貨遷移の可能性を危惧し、警戒心を強めたというのが現状だ。
日銀の黒田総裁は昨年10月、「現段階で日銀はCBDCの発行を検討していない」という趣旨の発言をし、それまでもCBDCに関して難色を示していたが、今回、一転してCBDC発行に対し前向きな姿勢を示したとも捉えられる。
今後の展開としては、CBDCに関して議論が停滞している米国の参加有無、そして一連の流れを受けた中国の動向などが挙げられるだろう。

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