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地域デジタル通貨「東京ユアコイン」実証実験開始

東京都が進める独自のポイント制度「東京ユアコイン(オフィス型)」の実証実験が9日から始まった。
都からサービス事業の提供を受託した三菱総合研究所が8日、同社公式サイトにて発表した。
実証実験では今月9日から、2月28日まで大手町・丸の内・有楽町地区で行われる。
実験の対象者は同地域にオフィスを構える協力企業の従業員や、来訪者。
スマートフォンに実証用アプリ「東京ユアコイン」をダウンロードし、アカウントを開設することでポイントを得ることができる。
今回対象となる「オフィス型」ではオフピーク通勤やテレワークをした人に、協力企業の社内に設置されたQRコードを読み取ると、専用アプリに200ポイント(1ポイント1円相当)がもらえる。
また、コンビニなどでレジ袋を使わずマイバックを使ったり、キャッシュレス決済を利用したりする条件でポイントが付与されるという。
ポイントは加盟店での支払いに使える他、Tポイント、nanacoポイント、Pontaポイントなどにも交換できる。
実験期間中、利用者1人が受け取れるのは7500ポイントまでと定められている。
期間内であっても、付与したポイント総額が2500万ポイントに達した時点で終了することを告知している。
実験終了後、参加者へのアンケートなどを通じ、3月中までに今回の効果や課題を整理し、今後の展開を検討する。