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ビットコイン高騰…中東情勢悪化が要因か

年明け早々、暗号資産相場の高騰が続いている。
特にBTC相場は3日、米国によるイラン革命防衛隊のスレイマニ司令官殺害により中東情勢が緊迫していると報じられると、当日すぐさま反応。
執筆現在までの1週間で最大16%ほど価格を上げ、日本円換算で約15万円上昇した。
また、主要通貨の最大上昇率は以下の通りだ。

・ETH 12%
・XRP 11%
・BCH 20%
・LTC 16%

一連の相場価格推移を受け、専門家の間では今後の展望について様々な意見が飛び交っている。
その中でも、現状のBTC相場が強気サイクルに入っていると見る専門家が比較的多く見受けられる。
一例として、元ゴールドマン・サックスのアナリストであるMurad Mahmudov氏は、現在のBTC相場は顕著に強いサインを見せていると分析。
今後、さらに価格上昇を加速させていくだろうとした。
また、暗号資産だけではなく、8日には原油、金も高騰を見せている。
原油価格は1バレル65ドル台(約7000円)まで上昇し、8ヶ月ぶりの高値を記録。
金にいたっては一時1オンス1600ドル(約17万2000円)を突破し、約7年ぶりとなる推移を見せた。
米国、イラン双方の行動によっては、投資家によるリスク回避姿勢がさらに強まり、暗号資産・金などといった避難資産への投資が増す可能性が高い。
当面の間、中東情勢に関する情報は特に注視した方がよいだろう。