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トルコ、暗号資産の規制枠組を制定へ

トルコの金融規制機関であるCMB(資本市場委員会)が、2020年度内に暗号資産の規制枠組みを確立すると発表した。
6日、海外メディア「AMB CRYPTO」が報じた。
報道によると、CMBは主にビットコインの監視、規制、監査に焦点を当てているという。
この背景にはトルコにおいて、暗号資産に対する関心の高まりがある。
オランダに拠点を置き、トルコにも進出しているING銀行の最近の調査レポートによると、トルコ人全体の45%が将来暗号資産を検討していると回答。
また同国の人口の20%が暗号資産を保有しているという。
しかし、現在トルコに暗号資産を扱うことを定められた法律はせず、CMBは今年度中に市場向けの新しい規則を提案するために積極的に動いている。
現在、トルコ政府は「CBDC(中央銀行発行のデジタル通貨・通称デジタルリラ)」の発行を計画していることを表明しており、今年度中には同通貨の試験を完了させたいと考えている。
その前段階として、今回CMB主導で暗号資産の規制枠組みを進めているという。
トルコはブロックチェーン技術を好意的に受け入れている国として知られている。
政府主導で輸送、税関、公的サービスにおいてブロックチェーン技術の利用を促している。