2019.12.25
FXcoin株式会社は24日、金融庁の認可を受け、資金決済法に基づく仮想通貨交換業者として登録されたと発表した。
金融庁が公開している登録業者リストによると、取り扱い暗号資産はビットコイン(BTC)のみ。
なお、国内では11月27日にも、暗号資産取引所の開発・運営を行う株式会社LastRootsが、仮想通貨交換業者として新規登録されており、同社の開発する暗号資産c0banが金融庁のホワイトリスト入りを果たしていた。
今回登録されたFXcoin株式会社は、「日本の暗号資産市場の健全な発展と拡大」および「日本人の金融リテラシーの向上」を理念に掲げ、2017年9月21日に誕生した企業。
金融業界の第一線で長年経験を積んだ人材が中心メンバーとなっており、2018年9月からは暗号資産の情報サイトを運営している。
2019年2月に同社は、一般社団法人日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)に第二種会員として加入し、同年4月にはSBIグループを引受先とする第三者割当増資、6月には住友商事株式会社からの出資を受けるなど、仮想通貨交換業登録に向けた動きを進めていた。
今回の登録完了にあたって同社は「仮想通貨・暗号資産の総合金融機関」となることを目指すとしており、具体的なサービス詳細は今後発表していくという。