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オランダ大手銀行がカストディサービスを計画

オランダ大手銀行「ING」が暗号資産カストディ市場参入を計画している。
12日、ロイター通信が報じた。
INGは9800億ドル(約107兆円)の資産を保有するオランダの最大手銀行。
カストディサービスを始めれば、伝統的な金融機関としては稀なケースとなる。
報道によると、現在、顧客が暗号資産を安全に保有できるよう支援するための技術開発に取り組んでいるという。
開発はまだ初期段階だが、アムステルダムを拠点とするチームによって開発されているようだ。
INGは、「資産に裏付けられたトークンや、独自のセキュリティトークンの双方においてサービスに対する需要が高まっていると考えている」と述べ、この分野でチャンスが拡大すると見込んでいるという。
ただINGは開始時期など、プロジェクトの詳細は明らかにしなかった。
金融機関のカストディサービスは世界各国で広まっており、今年に入ってアメリカの投資信会社フィディリティやBakktが開始したのを始め、国内では野村ホールディングスが2020年中に始めると見られている。