2019.12.04
暗号資産デリバティブのプラットフォーム・Bakktが提供するビットコイン先物の建玉が3日、過去最高を更新した。
建玉は650万ドルに到達し、過去最高となる前日比42%の増加率を記録。
トレーダーがプラットフォーム上で保持しているポジションの総数を表す建玉は、その金額が大きいほど投資家の長期的な関心が高いと考えられている。
Bakktのビットコイン先物については、11月の取引高も過去最高を更新していた。
12月3日現在、Bakktのビットコイン先物は現金決済のCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)とは異なる現物受け渡しであり、先物の指定受渡日に投資家が現物を受け取る方式。
現金決済のビットコイン先物およびビットコインのオプション取引は、12月9日にBakktの新たな商品として追加される予定だ。
2つの新商品はどちらも1BTCが契約サイズであり、現金決済ビットコイン先物は「ICE Futuresシンガポール」に上場し最大契約期限は12ヶ月、ビットコインオプション取引は「ICE FUTURES U.S.」に上場し最大契約期限は3ヶ月となっている。