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カカオが独自ウォレットの開発を表明

韓国メッセージングアプリ大手のカカオは、独自ブロックチェーン「クレイトン」のエコシステムを、Facebookの「Libra」を超えるプロジェクトにすると表明した。
28日、現地メディア「コリアンヘラルド」が報道した。
報道によると、カカオは28日、ソウルでクレイトンの初のガバナンス協議会を開催。
その席で、カカオのCEO、Yeo Min-soo氏はクレイトンのネットワークについて「現在は、アジアに集中しているが、今後徐々に拡大させていき、最終的には世界最大のブロックチェーンコンソーシアムにする」と高々と宣言した。
また、クレイトンを手がけるカカオの子会社グラウンドXのJason Han CEOは、FacebookのLibraプロジェクトよりも、クレイトンの方が先に進んでいると強調した。
「Facebook社はLibraを立ち上げた。同社は100社のパートナーを集めるとしている。Libraは我々と同じアプローチを取っているが、Libraはまだ我々がすでに進めている工程に到達していない」と述べた。
カカオは、クレイトンと独自暗号資産「クレイ(Klay)」を使って、ブロックチェーンエコシステムを構築しようとしている。
今年6月に取引履歴を記録できる独自のブロックチェーンネットワークを立ち上げたが、Jason Han氏はこの5カ月の間、エラーなく安定稼働していると語った。
またカカオのYeo Min-soo CEOは、2020年初頭に独自ウォレット「Klip」を立ち上げる計画も明らかにした。
カカオのユーザーは、このKlipを利用して、クレイを取引できるようになるという。