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SBI、STOスタートアップへ出資

SBIホールディングスは27日、同社傘下でベンチャーキャピタルファンドの運用を行うSBIインベストメントが米国でセキュリティートークンオファリング(STO)プラットフォームを手掛けるSecuritize Inc.へ出資を行なったことを発表した。
具体的な出資額については明らかにされていないが、今回の出資はSecuritizeの資金調達における初期段階・シリーズAラウンドの延長であり、調達総額を3000万ドル(約34億7000万円)に引き上げるとプレスリリースで説明している。
なお、Securitizeはすでに米大手暗号資産取引所コインベースやリップル社のVCファンドであるXpring、そして三菱UFJ、野村HD、KDDI、三井不動産などから1400万ドル(約15億3000万円)の出資を受けている。
先月1日、SBIホールディングスの北尾吉孝社長が主導して立ち上げた業界団体・日本STO協会が2020年4月に自主規制団体認定を目指していることから、Securitizeの存在は同協会の活動を推し進めていく上で重要なものであると言えるだろう。
また、先月6日に先述した三菱UFJ主導のもと立ち上げられたSTO団体の存在を鑑みると、今後STOに関する動きがより活発になっていくことが予想される。