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ユニセフ、暗号資産ファンドを設立…イーサリアム財団が初のサポーターに

国際連合児童基金(UNICEF)が9日、暗号資産での寄付を可能にする暗号資産ファンドを設立したことを発表した。
大阪で開催されているイーサリアム開発者カンファレンス・「Devcon(デブコン)5」で登壇したイーサリアム財団の宮口礼子氏の発表で明らかになった。
このファンドは子供・若者に利益をもたらすためのオープンソース技術を支援する目的で設立された。
今のところ、寄付できるのはイーサリアムとビットコインの2つのみとなっており、寄付された暗号資産で支援先に付与される。
宮口氏によると、今回のファンド設立に際し、すでにイーサリアム財団が100ETHの寄付を行ったという。
また、同ファンドが支援を表明しているプロジェクトは以下の3つだ。

・ATIX LABS
・Prescrypto
・Utopixar

これらはそれぞれ、投資家と企業の橋渡しや、医療関連、社会・環境問題などに取り組んでいるプロジェクトだという。
今回の発表に際し宮口氏は、「イーサリアム財団は、世界中のコミュニティにイーサリアムとブロックチェーンテクノロジーのパワーを見せることができて嬉しく思っている。ユニセフと協力し、行動していくことで、基本的なニーズや権利、リソースなどへのアクセスを改善していく」と述べた。