2019.10.08
カナダの大手暗号資産取引所CoinFieldが、現在XRP台帳に基づいた大型プロジェクトに取り掛かっているという。
7日、海外メディア「THE DAILY HODL」が報道した。
記事によるとプロジェクトの詳細は10月15日に発表される。
プロジェクトは同社のチームが、過去半年間に渡って構想を進めてきたものだという。
また、今回の発表でCoinFieldが、自社のXRPバリデーターをリップル社のUNL(ユニーク・ノード・リスト)に組み入れたことも明らかにした。
バリデーター(validator)とは、XRPの取引の妥当性を確認し承認するノード(サーバ)のことであり、UNLは、詐欺などを働く恐れがないと考えられる信頼性の高い人や企業と考えられる信頼性の高いバリデーターのリストである。
ULNの多くはリップル社のバリデーターであるため現在は多くを担当しているため、同社は、社外にもバリデーターの数を増やし、ネットワークの分散化を進めていこうとしている。
UNLCoinFieldは、欧州・アジア・中東・アフリカなど世界100ヶ国でサービスを提供する、カナダのXRP台帳をベースとした、独自の大型プロジェクトに取り掛かっている。
また、同社は10月15日に続き11月8日にマルタで開催されるAI(人工知能)・ブロックチェーンサミットにて、新しいエコシステムの詳細も公式に発表するという。
CoinField CEOのBob Ras氏は「この新しいエコシステムは、これまでXRP台帳(リップル専用の分散型台帳)の上に構築された最も洗練されたプロジェクトであり、そのための最良のユースケースです。これは、業界全体およびXRPブロックチェーンの大量採用にとって大きな一歩になると考えています」と述べている。