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香港、一部の銀行サービスが停止…BTC出来高は増加傾向

香港禁輸管理局は5日、6月頃から激化している抗議デモによる影響で一部銀行のサービスが停止していると発表した。
同局は、できる限りネットバンキングやATMサービスを利用するよう呼びかけ、銀行を利用する際は事前に各支店などでサービス状況確認するよう注意喚起を行った。
また、
激化の一途を辿る香港情勢だが、その香港を拠点とする暗号資産取引所・LocalBitcoinsでは、9月末にビットコインの出来高が142万ドル(約1.5億円)を記録。
これは同取引所の週あたり史上3番目の数字だという。
未だ先行き不透明な状況や、国内の金融機関から国外へ資金が流出することを防ぐ資金規制を香港政府が導入する可能性を受け、投資家などが避難資産として取引していると見られている。
同日、香港行政長官である林鄭 月娥(キャリー・ラム)氏は、行政長官が緊急事態と判断した際、議会決議を経ずにあらゆる規制を導入できる「緊急状況規則条例」を発動。
すでにデモ隊のマスク着用を禁止する「覆面禁止規則」を施行するなど、今後、様々な規制が加速度的に追加される懸念があることから、ビットコインなどへのヘッジ投資がさらに増加するかもしれない。