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中国大型連休が暗号資産市場に与える影響は? バイナンスリサーチが分析

現在、中国では建国記念日にあたる大型連休「国慶節」の真っ只中だ。
国慶節は毎年10月1日〜10月7日と期間が決まっており、株式市場などが休場になる。
この大型連休が暗号資産市場に与える影響について、大手暗号資産取引所・バイナンスの研究部門「バイナンスリサーチ」が統計データをTwitterで公開した。
同部門のデータによると、例年ビットコイン価格は国慶節の開始前に上昇するが、開始後に下落。
その後、緩やかに回復がする傾向にあるという。
先月25日頃にビットコインが急落し、先月30日頃〜今月1日頃にショートカバーが掛かったことを鑑みると、過去と同様の推移を辿っていることがわかる。
しかし、バイナンスリサーチは現段階では「国慶節とビットコイン相場の強い相関関係は見られない」と結論づけており、バイナンスCEOのCZ氏もTwitter上で、「大量のデータがある。分析する必要がある」と述べるなど、まだまだ研究の余地がありそうだ。
24時間365日動いている暗号資産市場において、市場推移を特定することは至難の技ではあるが、ここで1つの結果が示されることで投資家にとって今後の糧になり得ることだろう。
実際にデータ通りに相場変動が起きているため、続報に注目したいところだ。