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ビットコイン急落のきっかけは米国株の急落か。著名アナリストが語る

先日、ビットコインは急落し、それに釣られる形でアルトコインも軒並み大きな下落を見せた。
その要因はいくつか挙げられているが、ここにきて新たな要素が浮かび上がってきた。
米リサーチ会社、ファンドストラットの代表で著名なアナリストであるトム・リー氏が、ある相関関係について言及した。
その関係というのは、ビットコイン価格とS&P500の相関性だ。
S&P500とは、ニューヨーク証券取引所やNASDAQといった、米国の主要株式市場に上場している企業で、その中でも流動性のある大型株から選定されたものを指す。
ダウ平均と並び、米国における代表的な株価指数として知られている。
リー氏は自身のTwitterで以下のように述べている。
「株価のリスク回避に伴う売却によってビットコインは急落したのではないか。『トレンドのないマクロ環境』では、ビットコインは上手く機能しない」
また、ビットコイン価格が上昇するための条件として、「S&P500が新高値をつける必要がある」と付け加えた。
さらに、eToroの市場アナリストであるマティ・グリーンスパン氏も同様の意見を示し、「相関関係のない資産だということは知っているが、奇妙な偶然だ」と述べた。
ビットコイン価格とS&P500の相関性に関しては懐疑的な見方も多いが、今回のような事例を鑑みると、今後注目した方がいい指標の1つとなる可能性がある。