テレグラムでビットコインやイーサリアムの取引が可能へ

暗号化した匿名機能で人気のあるコミュニケーションアプリ「テレグラム」で、今年10月から主要な暗号資産の取引を行うことができるようになることが分かった。
テレグラムを運営するウォレット「BUTTON Wallet」の公式発表によると、テレグラムの独自ネットワーク「TON」において、ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュや、その他のERC20トークン間の取引、または法定通貨との取引を提供するテスト版サービスを開始する予定だ。
取引方法は、テレグラム上で接続に必要なBOTを取得する簡単なやり方で、テレグラム上で行われるという。
テレグラムは現在およそ3億ユーザー抱えており、世界有数のSNSに仲間入りしている。
BUTTON側は、「テレグラムのTONはビットコイン誕生以来最も重要なイベントとなり、3億に及ぶ利用者をもとに、暗号資産の利用普及をより一層拡大させるだろう。」と期待感を抱いているという。
テレグラムは昨年、2回にわたるICOで17億ドル（約1845億円）という巨額の資金調達に成功したことで話題をさらっていた。