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米国アナリスト「ウォルマートの暗号資産はLibraより政治的な批判は少ない」と言及

ブルームバーグの報道によると、米国投資銀行・CowenのアナリストであるJaret Seiberg氏は、「ウォルマートの独自暗号資産は、フェイスブックの暗号資産『Libra』より政治的な批判は少ない」と予想していることが分かった。
米国大手スーパーマーケットチェーンのウォルマートは、米国特許商標庁(USPTO)に対してブロックチェーンを活用した独自暗号資産の特許申請を既に出願しており、特許申請書には、「一部の小売店やパートナーで使用可能」と記載されているほか、法定通貨と連動するステーブルコインを示唆する内容が記載されていた。
Jaret Seiberg氏によると、ウォルマートの独自暗号資産はチャージ式の通貨になる可能性を指摘し、あくまでも銀行口座を持たない人々の経済圏で利用される通貨として普及していくとだろうとのこと。
また、国際的に汎用性がないウォルマートの独自暗号資産に対し、「政府から批判をされるどころか、銀行口座を持たない人々の経済圏構築を模索する民主党員の興味を引くかもしれない」と主張した
ウォルマートの広報担当は、出願した特許を即座に利用する計画はないと回答しており、現時点で独自暗号資産の発行時期は未定だとしている。