暗号資産ビットコインSV、ハードフォーク後3つのチェーンに分岐

先月27日に最大2GBまでブロックサイズを増やすハードフォークをしたビットコインSVが、今月3日に3つのチェーンに分岐したことが判明した。
暗号資産取引所BitMEXのリサーチ部門が日本時間4日にTwitterで指摘した。
BitMEXによると、ビットコインSVは土曜日に3つの異なるチェーンに分岐。
65%のノードは最新のチェーン、17%は210MBのブロックに残ったもの、19%はハードフォーク前の128MBのもの。
ビットコインSVは昨年11月にビットコインキャッシュからハードフォークした暗号資産で、ビットコイン創設者であるサトシ・ナカモトを自称するクレイグ・ライト氏が率いていることでも知られている。
ビットコインキャッシュも今年5月に同時送金を防ぐ「リプレイプロテクション」という技術などを搭載するハードフォークを行なったが、大きな問題は生じなかった。（https://gekkankasoutuuka.com/news/20190515a/）
執筆現在（15時）のビットコインSVの価格は前日比0.8%増となっており、今回のハードフォークによる影響は今のところ見られないが、今後の相場変動には注意した方がいいだろう。