本日半減期を迎えるライトコイン、市場への影響は？

本日19時頃、ライトコインの半減期が控えている。
半減期とは、マイナーの受け取る報酬が半減するプロセスの事であり、今回の半減期でライトコインのマイニング報酬は、25LTCから12.5LTCになる予定だ。
ライトコインの半減期は84万ブロック毎に半減し、約4年に1度の周期で訪れる。
暗号資産建ての報酬が半減するため、マイニング事業者にとって半減期は頭の痛い事象だ。
実際、一部のマイニング業者が廃業に追い込まれるのではないかとの懸念は出ている。
一方で、半減期は予め推測出来るため、マイニング業者や市場全体は今回の半減期は既に織り込み済みであるとの分析も多い。
例えば、ライトコインの生みの親であるチャーリー・リー氏も同様の懸念と分析を示している。
前回の半減期（2015年8月）を振り返ると、半減期までの7ヶ月でライトコインの価格は約700%上昇していた。
しかし、半減期の1ヶ月前に価格はピークに達し、その後は75%下落した。
著名トレーダーのクリプトランドなど、多くの専門家が今回の半減期に関しては既に市場が織り込み済みであり、その事が今年のライトコインのパフォーマンスに表れているとの見方を示した。
一般的には半減期によってライトコインの長期的な供給量が絞られるため、高値をサポートすることに繋がると考えられている。