世界最大の取引所バイナンス、証拠金取引開始へ

世界最大の取引所バイナンスが、証拠金取引のサービスの提供をすることが明らかになった。
12日、バイナンスが公式ブログで発表した。
今回のサービスは、新生バイナンス「Binance 2.0」という新たなサイトの開設のフルローンチとともに開始したもので、バイナンスは数ヶ月前からこのサービスの実証実験を実施していた証拠金として取引できるのは次の6つの通貨だという。

・BTC
・ETH
・XRP
・BNB
・TRX
・USDT


これらの通貨はバイナンスの暗号資産BNBを利用し、手数料を支払うことが可能である。
また、証拠金取引のウォレットと通常のバイナンスのウォレットは分離しており、資金移転には手数料がかからない。
証拠金取引の適格ユーザーになるためには、バイナンスのKYCを行う必要がある。
米国・日本などのユーザーはサービス対象外である。
BNBやXRP、ETHなどは、このサービス開始でショートポジションによる売り圧力が強まり、相場の一段安につながったのではないかとの観測が広がっている。
バイナンスがサービスを提供した、日本時間12日、13時から取り扱い通貨であるBNB/USDTのペアが下落。
またETH/USDTのペアはそれ以上に売られ、同時間帯で約7%安に。
XRP（-8.2%）とTRX（-11%）も大幅に下落した。