月間暗号資産

  • HOME
  • NEWS
  • ライトコイン創始者、コインの半減期に注意喚起

ライトコイン創始者、コインの半減期に注意喚起

ライトコイン創始者であるチャーリー・リー氏は、2019年8月に迫るライトコインの半減期に関し投資家やマイナーに注意喚起した。
10日、オーストラリアのブロックチェーン・暗号資産メディアMickyとのインタビューで明らかにした。
「半減期」とは暗号資産のマイニングを維持するために、マイナーがブロックを生成するたびにマイナーへ支払われる報酬が半分になるイベントのことをいう。
半減期が来れば、新たなライトコインの供給量が減少し、インフレ率が低くなる。
発行通貨が減少すると、暗号資産市場の需要の影響が価格に反映されやすくなる。
その期待が高まることによってライトコイン価格が上昇する。
半減期は暗号資産市場特有のファンダメンタルズ要因だ。
また一方でリー氏は、報酬の半減がマイナーに大きな問題を引き起こす可能性があると警鐘を鳴らした。
「報酬が半減すれば利益が減り、マイニングを中止せざるを得ないマイナーも出てくるだろう」と自身の見解を語った。
急激にマイナーが減れば、ブロックの生成が遅れ、取引承認にかかる時間が2倍になる可能性を述べた。
ただしマイニングの難易度を調節すれば、その問題は解決できると、安心を促す発言もした。
そして現在のライトコインの価格に、半減期への期待は織り込み済みだとも語った。
半減期はビットコインなど他の通貨でもあることで、ライトコインの半減期自体も今回で2回目であるため、半減期の価格上昇に期待したユーザーは、すでにライトコインの購入を済ませていると見られている。