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バイナンス、法定通貨建て暗号資産取引所を正式ローンチ

大手暗号資産取引所・バイナンスは10日、今年4月にソフトローンチした暗号資産と法定通貨間の取引所、「バイナンス・シンガポール」のパブリックローンチを正式に発表した。
これによりシンガポールの法定通貨であるシンガポールドル(SGD)で、いつでも暗号資産の入出金が可能となる。
バイナンス・シンガポールではSGD建てでビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・バイナンスコイン(BNB)の3つの暗号資産を提供する。
バイナンスは昨年10月にウガンダの法定通貨、ウガンダ・シリング(UGX)建ての取引所「バイナンス・ウガンダ」と、今年1月にイギリスポンド(GBP)・ユーロ(EUR)建ての取引所「バイナンス・ジャージー」を設立している。
今回、同取引所はバイナンスが設立した3番目の法定通貨建て取引所となった。
取引所開設はシンガポール政府が出資する投資会社、テマセク・ホールディングス傘下のヴァーテックス・ベンチャーズなどの協力を経て実現したものだ。
バイナンスは今後、ヴァーテックス・ベンチャーズなどとシンガポールでのブロックチェーンエコシステム拡大を計画していくという。
今月で設立から2周年を迎えたバイナンスは、加速度的に事業拡大を進めている。
世界最大の取引所と呼ばれ、大きな影響力を持つバイナンスの動きに、今後も目が離せない。