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日本の大手海運会社、ブロックチェーン貿易プラットフォームに参加

日本の海運業者大手オーシャンネットワークエクスプレスとドイツの海運会社ハパックロイド社が、ブロックチェーン貿易プラットフォーム「トレードレンズ」に参加した。
2日、オーシャンネットワークエクスプレスがプレスリリースで公表した。
オーシャンネットワークエクスプレスは、2018年に川崎汽船、商船三井、日本郵船の3社が設立した定期コンテナ船海運会社。
前述のドイツ・ハパックロイド社と並び世界6大海運会社の1つである。
またトレードレンズはIBMと物流大手のマースクが開発した国際貿易プラットフォームだ。
IBMのブロックチェーン技術を使用し、プライバシーや機密性を損なうことなくトランザクションを確立できるよう設計されている。
各国の運送会社、海運、港湾運営者、ターミナルオペレーター、内陸輸送といった関係者はこの仕組みを利用することで、IoT、温度制御、コンテナ重量といったセンサーで計測したデータを含む出荷情報をリアルタイムにやり取りすることができるようになる。
今年5月には、スイスの海運業界第2位のメディタレニアン・シッピング・カンパニーと第4位のフランスのCMA CGMが、トレードレンズへ参加している。
オーシャンネットワークエクスプレスのマネージング・ディレクター、ノリアキ・ヤマガ氏は「海運サプライチェーン全体のさらなるイノベーションを推進する意義は非常に大きい。プラットフォームの進化に貢献できることにワクワクしている」と述べた。