月間暗号資産

  • HOME
  • NEWS
  • ナスダックが機関投資家向けに暗号資産価格のデータ提供を開始

ナスダックが機関投資家向けに暗号資産価格のデータ提供を開始

アメリカ株式市場のNASDAQ(ナスダック)は、暗号資産情報プロバイダーのCryptoCompare(クリプトコンペア)と提携し、機関投資家向けに暗号資産価格データを提供するサービスを開始すると発表した。
11日にCryptoCompareの公式サイトで明らかになった。
発表されたサービス名は「Nasdaq/CryptoCompare Aggregate Crypto Reference Prices(ナスダック/クリプトコンペア・アグリゲート・クリプト・リファレンス・プライス)」で、ナスダックのプラットフォーム「Quandl」で提供される。
Quandlは、世界中の株や債券等の様々な金融商品の取引データを集めた情報プラットフォームだ。
金融専門家ら40万人以上に金融経済関連データを提供しているとされている。
今回の提携は取引戦略や数量調査、リスクモデリング、バックテスティングなどを通じて、暗号資産市場への機関投資家の参加を促すことが狙いで、流動性の高い複数の暗号資産市場から1分単位で価格データが提供されるという。
CryptoCompareのCEO、Hayter氏は「信頼できるデータは、流動性が高い市場の基盤になる。
Quandleで高品質かつ詳細なデータを世界中の機関投資家に提供することで、彼らはより優位に立てるだろう」と述べ機関投資家やトレーダーに暗号資産分野での競争力を提供できるとしている。