ライトコイン、年初来高値を再度更新…本日も前日比10%以上を記録

10日、暗号資産時価総額4位のライトコイン（LTC）が前日比＋10%の高騰を見せ、昨年５月以来、13,000円台に価格が回復した。
コインマーケットキャップによると、本日11日も好調な値動きを維持し、さらに前日比＋11%と記事執筆時点で14,000円台に届こうといている。
ライトコインの上昇要因として専門家たちが指摘するファンダメンタルは、2ヶ月後に控えるライトコインの半減期である。
半減期では、マイニング報酬が半分に減少し市場への新規コインの供給が抑えられるため価格上昇が期待される。
ライトコインのマイニング報酬はブロックが84万個生成されるごとに半減する。
ライトコインのブロックは約2分半ごとに生成され84万ブロックは約4年分となる。
2015年にも半減期が起きており、当時はマイニング報酬が50LTCから25LTCに減少した。
2ヶ月後に行われる見込みの半減期後のマイニング報酬は現在の25LTCからさらに12.5LTCとなる予定である。今後も84万個生成されるごとに半減期が訪れる。最終的な発行予定総数は8400万LTCとなっている。
ライトコインは1月から好調な上昇を続けており、年初来の価格では＋320％の騰落率を記録した。
先月からビットコイン価格の上昇が話題となっているが、ビットコインが年初来の高騰で＋111%を記録したことを考えると、ライトコイン価格の高騰が驚異的であることがわかる。
現時点でライトコインは8月6日ごろに「半減期到達」が見込まれているが、ブロック数の処理などで日時が前後する可能性もある。