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SBI北尾社長、XRPと自社サービスについて言及

SBIホールディングスの北尾吉孝社長は3日、名古屋で行われた株主を対象としたインフォメーションミーティングに登壇し、リップル(XRP)をはじめとした暗号資産関連の事業や保険、金融サービスといった同社の主軸事業の取り組みについて語った。
北尾氏は4月末にリップル社の役員に就任しており、金融機関のブロックチェーンやデジタルアセット活用の推進、サービス開発に取り組む姿勢を強めていた。
同氏はインフォメーションミーティングで暗号資産関連の事業について、以下のように語った。
「私はXRPの管理主体になっている米リップル社の役員になった。徹底的に世界中で送金ビジネスを展開していく。単にDLTの分散台帳技術だけではなく、XRPという仮想通貨・暗号資産を使った形で、もっと早く、もっと低コストに世界中でお金のやり取りをできるようにする」
同氏はリップルを用いた送金事業を推し進めていく姿勢を再度見せた形だ。
また、SBI社の子会社で電子決済等代行業を営むSBI Ripple Asiaが先月30日、スマートフォン用送金アプリ「マネータップ」を用いた実証実験を開始したことにも触れ、同サービスを重要な主力製品の1つという認識を示した。