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2300万XRPがハッキング被害…リップル対応のGatehubで

暗号資産ウォレットGateHubで顧客資産の暗号資産リップル(XRP)が盗まれたことが明らかになった。
6日、GateHubの公式サイトを通じて判明した。
GateHubのコミュニティユーザーからの指摘でセキュリティ不備が発覚したため、現在、原因究明に向け内部調査が行われている。
GateHubは当初は不法な活動を特定できなかったものの、少数のIPアドレスから何度もAPIアクセスがあったことを発見。
秘密鍵に不当にアクセスされた可能性を突き止めたという。
デンマークのデザイン企業2K/DENMARK社のディレクターであるThomas Silkjær氏の調査では、6日未明の時点ですでに80名以上のユーザーから総額2,320万XRP(約10億円相当)の暗号資産XRPが盗難されていることが判明している。
6月6日(日本時間午前1時)の時点で盗難された2,320万XRPのうち、すでに1,310万XRPが取引所やミキシングサービスを経てロンダリングされていることも調査の結果分かった。
前述のThomas氏によると、今回のハッキングと見られる盗難の原因は複数の可能性があり、特定ができないという。
記事執筆時点でハッキング盗難の原因が特定できていないためGatehubにXRPを預けている人は、安全なハードウォレットになどXRPを移動させておくことが望ましいだろう。