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フェイスブック社の独自暗号資産、今月中に発表へ

フェイスブック社が今月後半に独自の暗号資産プロジェクトを発表することが明らかになった。
海外メディア、The Informationが5日に複数の関係者の話として報じた。
これまでもフェイスブック社発行の暗号資産については相次いで報道されてきたが、公式発表はされていなかった。
The Informationの関係者によるとフェイスブック社は独自通貨の分散と中央集権化を防ぐために複数ノードの運用を行う予定だ。
ノード管理団体として認定されるためには最大1000万ドルを支払う必要があるという。
ノード管理者は通常であれば数百、数千のユーザー間でより分散化されているプロジェクトもあるが、フェイスブックは認定した少数の外部第三者機関にネットワークの管理を委託する模様だ。
フェイスブックの独自通貨は、「グローバルコイン」という名称であることがすでに複数の関係者によって明らかされている。
The Informationによると、グローバルコインは手数料無しのボーダーレス(国境をまたいだ)通貨として機能し、法定通貨のボラティリティが激しい新興国で積極的に展開する予定だ。
またフェイスブック社が提供する「WhatsApp」や「メッセンジャー」での送金や支払いだけでなく、実店舗との連携も図る方針だという。
今後、他の通貨に交換できるATMのようなターミナル設置も計画しているようだ。
また一部報道機関によると、フェイスブック社の独自通貨プロジェクトに関わる従業員は、給与の支払いをグローバルコインで受け取る選択肢を与える予定であると報じられている。