投資会社・Kinetic Capitalのパートナー「ビットコインが年末までに3万ドルに到達する」と主張

暗号資産投資会社・Kinetic Capitalのマネジングパートナー・Jehan Chu氏が、「ビットコイン(BTC)が年末までに3万ドルに到達する」とインタビューで語ったことが明らかになった。
今月28日、Chu氏はブルームバーグのインタビューに対し、年末までにビットコイン(BTC)が3万ドルに到達する３つの理由を解説した。
1つ目の理由としては、「物語が現実になりつつある」と指摘。
Facebookやフィデリティ、JPモルガンなどの大手企業が次々と参入していることから、「人々は暗号資産がもうなくならないことに気づき始めている」という。
2つ目の理由は、「IPO市場に対する失望」だという。
Chu氏は「最近のUberとLiftのIPOが失望に終わった」ことを指摘し、人々は身近な範囲で「異なるタイプのハイテク関連の成功話」を望んでいると語った。
3つ目の理由は、ビットコインの半減期が1年後に迫っていることだという。
半減期を理由にビットコイン上昇を予想するアナリストは多くいるが、Chu氏も同様に、これまで半減期によってビットコインが2桁％上昇したと指摘した。
一方、Chu氏は、アルトコインに対し、ユーティリティーの点からイーサリアム(ETH)に注目していると言及。
「開発者の人数や普及率の高さ、分散型のコンピューターというアイデア」について驚愕的だと語った。
また、Chu氏は、リップル（XRP）についても言及し、あらゆる決済通貨の提供と金融機関との提携関係の構築という点で「大きな前進を遂げた」と述べた。