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アメリカでブロックチェーン開発者の求人数が前年比33倍と急増

大手ブロックチェーン企業ConsenSysが、暗号資産・ブロックチェーン業界の求人需要が高まっていることを明らかにした。24日、公式サイトで公表した。
ConsenSysは、主にイーサリアムのブロックチェーンを使った製品を開発しており、ニューヨークを拠点にロンドン、ドバイやシンガポールなど従業員数1000人規模を誇る大企業だ。
世界における暗号資産・ブロックチェーン業界の求人状況は、昨年まではプロックチェーン開発者の平均給与は年収で12.5万ドル(1400万円)〜17.5万ドル(2000万円)になるという。

また、世界最大級のビジネス特化型SNS、LInkedinの調査によるとブロックチェーン開発者の求人数は、前年比に比べ33倍と最高の成長率を持つ職種であることもわかった。
この前年比と比べた求人数の急成長は、機械学習エンジニアの12倍、アプリケーションセールス・エグゼクティブの8倍と、ブロックチェーン業界の求人は、はるかに上回っている。
また、米国求人サイトGlassdoorの地域別のブロックチェーン関連求人数について、世界全体の5711人のうち、米国が半数を占める2616人、次点が英国の1015人、その次がインドで257人となり米国が突出して求人を募集していることがわかった。
一方で、ブロックチェーン業界では「アナリストマネージャー」「弁護士」「ビジネスアナリスト」など非エンジニア系の求人需要も高まっている。
これらは専門性が高い職種のために人材が不足しており、SECやフェイスブックも非エンジニア系のブロックチェーン専門職採用に力を入れている。
暗号資産、ブロックチェーン業界が成長しつつある中、企業の手がける製品やサービスが多用化したことで求人需要も高まっているようだ。