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JPモルガン…ビットコインが「2017年バブル相場に似ている」と分析

先週末にかけて明らかになったJPモルガンの分析レポートによると、現在のビットコイン価格が、ビットコインの本質的な価値を大きく上回り、「2017年後半を彷彿させる動きである」と指摘していることが分かった。
ドイツの経済学者であるHolger Zschäpitz氏がJPモルガンのレポートを分析しツイッター上で公開。
20日海外メディア「ブルームバーグ」が報道した。
報道によると、JPモルガンの投資戦略部門の専門家は、ビットコインの本質的な価値を算出するため、ビットコインを商品と認識し、コンピューターのパワー、電気代、ハードウェアの効率性から生産コストを出した。
その上で「過去数日の間、実際の価格が限界費用を急速に上回った」と分析。
「本質的な価値と実際の価格の乖離は2017年のビットコイン急騰を想起させる」と述べた。
こうしたJPモルガンの分析レポートに対して、世界最大級のソーシャル投資プラットフォーム「eToro」のアナリスト、Mati Greenspan氏は、クライアント向けのメモの中で「JPモルガンがビットコインの本質的な価値を認めた」と評価した上で、
「最初は一笑に付し、次は詐欺と呼び、現在は本質的な価値があると言っている」とJPモルガンのビットコインに対する態度の変遷を皮肉交じりに述べた。
これまで多くのメディアで報道されてきたが、JPモルガンのJames Dimon CEOは暗号資産に対して懐疑的なスタンスをとる一方、独自の暗号資産「JPMコイン」の開発を進めている。