月間暗号資産

  • HOME
  • NEWS
  • チリーズがバイナンスチェーンと提携

チリーズがバイナンスチェーンと提携

スポーツとゲーム対戦競技「eスポーツ」向けブロックチェーン を展開するチリーズ(Chiliz)が、暗号資産取引所バイナンスの独自ブロックチェーン「バイナンスチェーン 」(メインネット)との提携を発表した。
統合により、即時支払いやギフト用プリペイドカード、デジタルサービス向け少額決済など新たな事業展開が可能になるという。
チリーズが5月17日のプレスリリースで発表した。
同社は、スポーツとeスポーツの領域での利用を目指す暗号資産「Chiliz(CHZ)」を発行しているほか、ファンとプロチームを結ぶプラットフォーム「socios(ソシオス)」の開発を進めている。
今回の提携の前段として、バイナンスは2018年6月、チリーズに投資を行っている。
プレスリリースによると、バイナンスチェーンとの統合で、チリーズは消費者向け主流製品にブロックチェーン技術を組み込めるようになり、即時支払い、ギフト用プリペイドカード、デジタル向け少額決済を提供できるという。
チリーズCEOのアレックス・ドレイファス氏は、バイナンスチェーン のブロック生成速度の速さ(1秒)を踏まえて「構築しているプラットフォームの成功に寄与するだろう」と話した。
チリーズは、2019年第二四半期から第三四半期(7~12月)を目標とするソシオスの本格運用に先立ち、これまで仏サッカーチームの「パリ・サンジェルマンFC」やイタリアの「ユヴェントスFC」とパートナー契約を締結。
ソシオスを利用したチーム公式トークンを発行予定で、トークンをチームの今後をめぐる関連投票への投票権として利用するという。
またプレスリリースで、チリーズはERC-20トークンとして発行されているCHZを、バイナンスチェーンに移行する技術的統合の可能性を示唆している。