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国内取引所大手「コインチェック」の口座開設申請数が急増

日本の大手暗号資産取引所「コインチェック」への口座開設申し込み数が今年4月から急増していることが判明した。
17日、ロイターの取材に対し、コインチェックの広報担当者が明らかにした。
ロイターの報道によると、ビットコイン価格が今年4月上旬に上昇し始めたのをきっかけに口座開設の申請数が次第に増加し、1日当たりの申し込み数は3月の2倍となったという。
さらに、ビットコイン価格が急騰した5月以降は、新規顧客が殺到。
また、ビットコイン価格につられ主要アルトコインが上昇し始めると14日には口座開設の申請が3月の7倍にも上った。
コインチェックは、2018年1月末に約550億円もの暗号資産を外部からの不正アクセスにより流出。
その後、経営再建のためにネット証券大手のマネックスグループに買収され、同グループの完全子会社になったが長引く暗号資産市場の低迷により赤字が続いていた。
2019年3月期も17億3200万円の税引前損失だったが、2020年3月期の黒字化に向けて事業の拡大に動いている。
顧客対応やシステム管理体制を整えて今年1月にようやく暗号資産交換業の登録が認められたコインチェックだが、相場の上昇により明るい兆しが見え始めてきた様子だ。