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コインベースの機関投資家向け暗号資産資産カストディ…10億ドルを突破

米国最大の暗号資産取引所「コインベース」のCEO、Brian Armstrong氏は、機関投資家向けカストディ(保管)サービス「コインベース・カストディ」が順調に進んでいることを明らかにした。
15日、ニューヨークで開催されている暗号資産業界最大規模のカンファレンス「コンセンサス2019」に登壇したArmstrong氏は、コインベース・カストディが預かる暗号資産が「昨年のカストディ事業発足から、この1年ですでに10億ドル(約1090億円)規模に達した」と発言した。
また、現在70以上の機関投資家が加入しており、毎月1億5千万ドル(約164億円)ペースで資金が増加しているという。
Armstrong氏は、カストディサービスは今後も成長していくだろうと予測。
実例として、機関投資家はカストディで預けた暗号資産を積極的に運用することも求めていることを挙げた。
コインベースは、昨年5月にコインベース・カストディを発表した。
暗号資産市場が冷え込んだ2018年にサービスの提供を開始したにも関わらず、1年で10億ドル相当の資金を集めたのは、機関投資家が暗号資産を投資対象として一定の評価をしていることがうかがえる。
なお、Armstrong氏によると、機関投資家の間で一番人気と需要が高い暗号資産はビットコインだが、他のコインへの関心も高まりつつあるという。