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岐阜県警、駐車違反滞納金で暗号資産を差し押さえる

岐阜県警が駐車違反金を滞納していた名古屋市の20代男性から暗号資産を差し押さえた。9日、ロイター通信が報道した。
報道によると、今回暗号資産を差し押された男性は2014年8月から県警のたび重なる催告書や自宅訪問で納付を求められたにも関わらず駐車違反金1万5千円を滞納。
岐阜県警は、男性が暗号資産取引所に預けていた約40万円の暗号資産を差し押さえ、違反金と滞納金で合計2万4千円を徴収したという。
なお、暗号資産の差し押さえは、日本だけでなく、アメリカ、ドイツ、ブルガリア、英国など世界の国々で相次いでいる。
今回、岐阜県警の例では、暗号資産取引所に預けられていた暗号資産が差し押さえられた。取引所が警察の差し押さえ要請に応じた格好だ。
しかし日本では過去、個人のウォレットにある暗号資産に対して、裁判所の差し押さえ命令が出たが、「技術的に困難」と強制執行が出来ないという事例もあった。
個人が管理しているウォレットでは「秘密鍵」を保有者自身が管理しているため、差し押さえの強制執行が難航する。