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バクト、カストディ企業買収でビットコイン先物取引開始の最終段階か

現地時間29日、ニューヨーク証券取引所の親会社インターコンチネンタルエクスチェンジ(ICE)が手がける「バクト」の最高執行責任者Adam White氏は、カストディ企業Digital Asset Custody Company(DACC)の買収を行ったと公式ブログを通じて発表した。
DACCが13のブロックチェーンと100以上の資産をサポートするとのこと。
また、ニューヨーク州の規制当局に対して信託会社としての登録申請を行ったことも合わせて発表しており、申請が通れば、バクトが目指しているビットコイン先物などの暗号資産の提供につながる可能性が高い。
先日もお伝えした通り、バクトは米商品先物取引委員会(CFTC)から、投資家に代わって有価証券の保管・管理を行う金融機関「カストディアン」と、市場で成立した売買について決済数量確定のための計算など、決済を行うために必要な処理を行う「清算機関」の2点に関して不安視されていた。
しかし、今回DACCが新たに加わり、それらの懸念点が解消される見込みが立ったことから、バクトがサービス開始に向けた最終段階に移行していると受け取れる。